2018-11-14




岩手県盛岡市のお店「choice is yours」で

Laのスカーフのお取り扱いがはじまりました。

インスタでお店の様子などをみて素敵だなと思っていたので、

お声掛けをいただいてとても嬉しいです。

店頭の様子もとても素敵にディスプレーしていただいた。


いつも自分でやると一辺倒になってしまうので、

他人のエッセンスを混ぜてもらえるってすごく良いことだな。

と実感しました。



お店のかたもいろんな巻き方を試してくれていて、

すごく有り難いし、たのしんでもらえてうれしい。


遠い町で自分のスカーフが

だれかを楽しませていると思うと

やっていてよかったと思うのです。










2018-11-12



朝、中学校の脇を歩く。

校庭のトラックを体操着で走る男子学生をみて

あの子たちはどんなことに悩んでるんだろうと考えていた。



自分が高校生のときの思い出の半分は

漠然と「悩んでいた」という記憶。

その悩みなんて言うのは特別なことではなくて、

高校生がみんな悩むようなことだったと思う。

ただ、悩むということに忙しかった。


でもよく考えてみれば、

20代なんて大半が悩んでいた。

キンモクセイの香りや、春に決まって咲く桜のように

一年の経過を思い知らせてくるようなものごとが

随分苦手だった。


去年と同じようなことで、

悩んだり、考えたりしている自分がいることに

季節は気づかせてくる。

そういう季節が憎たらしいと思っていた。



最近はどうなんだろうと考えた。

相変わらずモヤモヤすることもあるし、

変わらず呼吸をするように悩んでいる。

悩みの種は少しずつ変化したものもあれば

変わらない悩みもある。

他人と比べたり、誰かを羨んだりしているけれど

ほんとうはその先にある、理想の自分のようなものと

比べて一喜一憂(大半は一憂)しているのだと気づく。




20代の自分に距離を置いて

「ああ、あの時は大半が悩んでいた」

なんて他人事のように思うのと同じように

40代になったときに、

「30代なんて呼吸するように悩んでいた」と

今の悩みを整理してまた少しはなれたところから

自分を眺めたりする日が来るのだろう。


40代にはどんな悩みを抱いて過ごしてるんだろう。
























2018-09-12




手紙が漂着する店へ。

佐々木新さんの展示「漂流」を見に行くと、

どこかに住む誰かが書いた手紙とそのお返事が展示されており、

知らない誰かの人生のワンシーンを覗き見したような、

でもどこか自分に昔起ったできごとのような

不思議な気持ちになる展示でした。



以前どこかで「過去の自分は他人」

という一文を読んで忘れられないのですが、

あの手紙を出したのは、

もう他人となった過去の自分なのかも



お酒を飲まない私は、行きつけの飲み屋もなく、

よく行く洋服屋さんというのもこれと言ってないのですが、

このお店は、何度か足を運んでいる、ちょっと特別な場所です。



その場所に並ぶものには、店主さんのこだわりとストーリーが

全てにあり、いちいち気になるものが置いてあり、

そこに行くと平気で一時間以上経っていたということが多い。



そして、こころのどこかで会ってみたいと思っている人に

なぜか会えてしまう不思議な場所。


今日もそのお店でのふしぎな出会いがあり、

妙なテンションのまま、帰り道、仕事をしようと喫茶店に入ったのに、

どこか落ち着かず、この文章を書いています。



今日出会えた人も、以前そのお店で出会った方も、

SNSというとても便利で今時なもので一方的に知っていた方達。

そして、向こうもSNSで私を見つけてくださっていた。

そしてその人たちは、実際に

自分の友人や知人との接点があるという。



いいなと思うものが少しずつ似ていたりして、

知らず知らずのうちに、同じようなタイミングで

その場所にたどり着き、出会う。

手紙だけじゃなくて、人も漂着するお店。












2018-09-08



先日の伊勢丹とroomsが無事終わりました。

そのときの様子はまた今度。


月曜からは丸の内のKITTEの中にあるスパイラルマーケットにて

期間限定での販売が始まります。

新しい柄も登場する予定です。



是非お近くに行くことあれば、立ち寄ってみてもらえたら嬉しいです。



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怒涛の10日間が終わり、日付も9月8日となっているのに気づくと、

窓の外がまだ夏の日差しでも、

どこか夏が知らない間に終わってしまった気がします。


昨日旦那さんが、ひと段落した私を見て、

「明日香の夏が終わったね」と言ったのを聞いてハッとしました。


秋はいつもなんだか寂しい気もして、

好きなような、苦手なような気がします。




2018-09-02


新宿伊勢丹 にてPOPUPを

8月29日から9月4日までおこなっています。

店頭では接客の合間に

いろいろな巻き方を試したりしています。

期間中は会社に夏休みをもらって、

店頭に4日(最終日)以外はだいたい店頭にいる予定です。


いつも座りっぱなしが多いので、

立ちっぱなしという状況になれていないので

足腰が悲鳴をあげています。



百貨店で朝から晩まで店頭にいると

販売員という誰かの人生をお試ししているような、

自分が何者なのか、ふとわからなくなったりします。

百貨店の裏側をみたりしてちょっと非日常を体験しています。

のこり3日。もし立ち寄ってみてもらえたら嬉しいです。






2018-08-17



すっかり告知ではなく、


報告ばかりの投稿となってしまっているのですが、

またイベントの報告です。

先日外国の方がたくさん宿泊されている

浅草のBUNKA HOSTELにて行われたイベント

『BUNKA SALON TOKYO』では、

坂ノ下さんのギター生演奏のなか、

美容室のJENOのみなさんが来てくださった方に

ヘアアレンジ+日本酒を振る舞うイベント。

そこでLaのスカーフもヘアアレンジに使ってもらいました。



今回はイベント用に日本文化を意識して、折り紙も用意しました。














浅草という場所もあり、


外国の方にたくさんヘアアレンジに参加してもらいました。


みなさん、通りがかりとは思えないほどの美しさとかっこよさで

スカーフがすごく輝いていたように感じました。













また、スタッフの皆さんも、全員スカーフを巻いてくれていたのも感動です。

こんなに一度にたくさんの人が、Laのスカーフを巻いてくれたのは

初めてだったので、楽しさが倍増でした。

男性スタッフが多く、男性に巻いてもらうのも新鮮で

スカーフの可能性感じました。






なんだかすごく新鮮な気持ちになるイベントでした。

やっぱりスカーフは試しに蒔いてみるのがいいんだなぁと

実感。。。。


次のイベントは8月末の伊勢丹新宿です。

そちらも緊張。。。


2018-08-14




6月と7月にまたがって行われたスパイラルでのPOP UP

このブランドが始まった時から、

スパイラルという場所は、とても大切な場所です。

今回はいつもよりもスペースを拡大して展開していただきました。

そして、いつもスカーフの巻き方がわからないと言われるので

今回は巻き方をボードにしてスカーフと並べてもらいました。










スパイラルという他の美術館とはどこか違うこの場所は

いつもわたしに素敵で貴重な機会を与えてくれます。

このカルチャーの中心でこれからも取り扱いは続きます。


また、このPOP UPがきっかけで、

丸の内にあるKITTEのスパイラルマーケットでの

POP UPが決まりました。

あたらしい人たちとスカーフが出会う機会がまたひとつ。


秋がくるのが楽しみです。







2018-07-25



 

 よく考えたら、久々に、仕事もスカーフのこともしない日を過ごしました。

 意識してというより、結果的にそういう1日だったのですが。
 
 そんな日でもやっぱり、頭ではもっとこうしたい、

 どうしたらいいんだろうとか考えてしまうので、
 
 完全に何もしなかったことにはならないのだけど、
 
 気持ち的にモノを作るということから距離を置いた一日でした。

 
 だいたいそういう日はなんだか罪悪感のようなものをぼんやり抱くのだけど、

 そんな気にもならず、気持ちが一日軽かったような気がします。


 本来、作らなければならない。ということは全くなく、
 
 明日からもう作ることはやめる。

 と自分が決めてしまえば、そんな生き方だってあるんだなぁと、

 どんな決断をしてもいい「自由」と「気楽さ」があることにふと気付きました。

 
 結局は、作らないという決断をくださないのは自分で、

 なんだかんだなにかを作ろうとしてしまうのが

 自分の性分なんだとも同時に思うのですが。。


 
 写真は日光にかき氷を食べに行った時の写真。

 絵に描いたようなチェック柄が夏らしくて、

 すごくよかったのです。





 

2018-07-11




HGISOでの3日間だけの展示無事おわりました。



初日は雨がふり、雨がやめば夏ど真ん中の太陽が照らす中、

足を運んでくださったみなさま、有り難うございました。

今回はアイスランドに行ったとき目にした風景から

イメージした3柄を中心に展示を行いました。



アイスランドの風景の説明をしていると

だんだんスカーフの展示なんだか、

アイスランドへの旅行を斡旋する展示なのか

自分でもわからなくなるくらい、アイスランドトークをしました。


今回は旅先の記録を残すようなシリーズなので、
[ Record ]とテーマを設けていました。



    Bloom groundというこの柄は、火山の国であるアイスランドでは溶岩が広がっているのですが、
    その上にびっっしりと増殖しつづける苔の風景からうまれました。
    展示会場の黒壁が、まるで溶岩のようで、あの時見た風景を少し再現出来た気がします。



   こちらは朝起きてみた朝やけが本当にキレイで、どんなに大きな滝よりも、大きな氷河よりも
   こころに残る風景。空が焼けて少しずつ色が変わっていく様を表現しています。




 
   今回は写真と言葉も展示していました。
   横長の写真は旦那さんである竹中祥平から借りたパノラマ写真です。 
   [ SHOHEI TAKENAKA http://shoheitakenaka.com/initial/works/]



   今回のテーマは旅の記録から生まれた柄なので[Record]としていることから、
   いつもの円柱パッケージではなく、レコード風のパッケージでした。
   これがオーストラリア、ナミビアといろいろ増えて行くとおもしろいと思っています。
   









    旅先ではスノードームを買うことにしている。
    旅先の思い出がこの球体にぎゅっと詰まっているような気がする。
    今回はアイスランドのスノードームもお披露目出来て嬉しい限り。。
 
    アイスランドは新婚旅行でいったので、二人をイメージするミニチュアを置いてみたりしました。
 
             ちなみにアイスランドは「大地が生まれる場所」らしいです。
             わたしたちは「はじまりの国」に新婚旅行へ行ったようです。(と、後から知りました。)



HAGISOは終わってしまいましたが、

スパイラルでのPOP UPは16日までやっています。

いつもより、たくさんの種類をご用意しています。

そしてたくさんの巻き方をあわせてご紹介しています。

是非そちらにも足をはこんでみてください。