2018-09-12




手紙が漂着する店へ。

佐々木新さんの展示「漂流」を見に行くと、

どこかに住む誰かが書いた手紙とそのお返事が展示されており、

知らない誰かの人生のワンシーンを覗き見したような、

でもどこか自分に昔起ったできごとのような

不思議な気持ちになる展示でした。



以前どこかで「過去の自分は他人」

という一文を読んで忘れられないのですが、

あの手紙を出したのは、

もう他人となった過去の自分なのかも



お酒を飲まない私は、行きつけの飲み屋もなく、

よく行く洋服屋さんというのもこれと言ってないのですが、

このお店は、何度か足を運んでいる、ちょっと特別な場所です。



その場所に並ぶものには、店主さんのこだわりとストーリーが

全てにあり、いちいち気になるものが置いてあり、

そこに行くと平気で一時間以上経っていたということが多い。



そして、こころのどこかで会ってみたいと思っている人に

なぜか会えてしまう不思議な場所。


今日もそのお店でのふしぎな出会いがあり、

妙なテンションのまま、帰り道、仕事をしようと喫茶店に入ったのに、

どこか落ち着かず、この文章を書いています。



今日出会えた人も、以前そのお店で出会った方も、

SNSというとても便利で今時なもので一方的に知っていた方達。

そして、向こうもSNSで私を見つけてくださっていた。

そしてその人たちは、実際に

自分の友人や知人との接点があるという。



いいなと思うものが少しずつ似ていたりして、

知らず知らずのうちに、同じようなタイミングで

その場所にたどり着き、出会う。

手紙だけじゃなくて、人も漂着するお店。












2018-09-08



先日の伊勢丹とroomsが無事終わりました。

そのときの様子はまた今度。


月曜からは丸の内のKITTEの中にあるスパイラルマーケットにて

期間限定での販売が始まります。

新しい柄も登場する予定です。



是非お近くに行くことあれば、立ち寄ってみてもらえたら嬉しいです。



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怒涛の10日間が終わり、日付も9月8日となっているのに気づくと、

窓の外がまだ夏の日差しでも、

どこか夏が知らない間に終わってしまった気がします。


昨日旦那さんが、ひと段落した私を見て、

「明日香の夏が終わったね」と言ったのを聞いてハッとしました。


秋はいつもなんだか寂しい気もして、

好きなような、苦手なような気がします。




2018-09-02


新宿伊勢丹 にてPOPUPを

8月29日から9月4日までおこなっています。

店頭では接客の合間に

いろいろな巻き方を試したりしています。

期間中は会社に夏休みをもらって、

店頭に4日(最終日)以外はだいたい店頭にいる予定です。


いつも座りっぱなしが多いので、

立ちっぱなしという状況になれていないので

足腰が悲鳴をあげています。



百貨店で朝から晩まで店頭にいると

販売員という誰かの人生をお試ししているような、

自分が何者なのか、ふとわからなくなったりします。

百貨店の裏側をみたりしてちょっと非日常を体験しています。

のこり3日。もし立ち寄ってみてもらえたら嬉しいです。