ここ数年は自分の状況を意識的に肯定するようにしてきた気がする。
あることがうまくいかなかったからこそ、あることはうまくいった。とか
もしうまくいっていたら、ここにはいなかったかもしれない。とか
こうなったからこそ、わかったことがある。とか
呪文のように、自分に言い聞かせるように、
肯定するのに必死になっている気がする。
むかしはうまくいかないことを話のネタにして
笑い飛ばしていたのを、この前ふと思い出した。
数年で物事への対処はこんなに変わるのだなと驚いた。
世の中はなるようにしかならない。
みんなはそれをロマンチックに運命と名付けているらしい。
わたしたちは、運命と名付けられた様々な出来事を
その日の天気のように、受け入れるしかない。
ユーモアを再び携えて。